虚貌

2005年3月12日 読書
ISBN:4344001133 単行本 雫井 脩介 幻冬舎 2001/09 ¥1,785

一気読み。おもしろかったなあ。 湯本にどういう幕引きがなされるのか気になったんだけど、こういきたかあ。

あとで考えたら少年がルパンの口真似をするところにすべてが集約されていたのね、と。

「犯人に告ぐ」とくらべると、モチーフというか、物語の核になってるものは断然こちらの方が熱いと思う。
でも、「犯人・・・」の方が筆がうまいというか、構成力があるというか、とにかく読みやすい。

うーん、雫井さん、これから要注目。新作でたら速攻で読まないとまずい。
私はこの本、二段組みの一冊でよんだけど、文庫は上下2巻なんだてね。下巻の方、解説が福井さんだったそうで、ああそこだけ読もうと思ったり。

もう、福井さんも今年大ブレイクだねえ。
「終戦のローレライ」「亡国のイージス」両方とももう予約いっぱいだってさ。あーん。

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