オヤジ国憲法でいこう!
2005年10月6日 読書
理論社のティーン向けシリーズ「よりみちパン！セ」。
重松清の「みんなのなやみ」に続いて買ったのはしりあがり寿です。
いやー・・・・これは面白いよ。
のっけから「学校の友達と仲良くなれなくて当たり前。だってただ集められてるだけだもの。友達なんてものは「寂しさ」を埋めるだけのもの。無理につきあう必要はなし。だって」
・・・・・痛快。
こんな本、自分が子供の頃に会いたかったなあ。小6くらいから中二くらいの間に出会えてたら、ずいぶんココロが軽くなっていたと思う。
「個性を大切にしたがる君。でも容姿に関しては逆に自分を平均値や最大公約数に近づけようと努力していない？でも、「平均値ではない」君の部分をなんかの方法でゴシゴシ磨く方が、結果的には早く、ひとにアピールできる「魅力」を手に入れられるよ」
ああ、いいなあ。
中三で背が165あった私。でかいのが嫌で嫌で、いつの間にかひどい猫背になった。
学生時代ずっと気にしていたけど、大人になってヒールの靴をはくようになってからは「デカくてなんかわりぃか」と堂々と歩けるようになった。開き直れたんだよね。んで、常に5センチヒールとかはいていたら自然に背筋を伸ばすようになって今じゃ一番姿勢がいいと褒められるよ。
これは私の「猫背」っていうファクターがなければ、手に入れることはかなわなかった私の魅力と言っていいものかもしれないな。
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